カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

ハイリーズの現状報告

ハイリーズの現状報告



ハイリーズをご愛用頂いている皆様へ


今迄、ハイリーズを応援して下さり、誠にありがとうございました。
ホームページでもお伝えしている通り、ハイリーズはプロドラマーの
友田真吾が、自分の現場での問題点、経験智から隙間を見出し、その
閃きを形に具現化させたブランドであり、製造業、販売業として素人
である音楽家、職人気質の人間が、音楽愛好家からの熱望に応えて、
起業、経営を始めた零細企業です。

そして今、岐路に立っております。
故に、現状をありのままにご報告し、ご理解頂きたく思います。



・製造規模の限界


ハイリーズは、零細企業の為、代表取締役自ら、製造員の構成員1名
の会社です。菅沼孝三さんが取り付け加工に来た時も、孝三さんの
真ん前で、対応しながら加工を施し、孝三さんの口から

『社長御自ら』という言葉が五回位漏れ出ました。
後日、『涙ぐましい』と漏らしていたそうです。

そう家族も維持しなければならないので、副業を持ち、経営を支え
ユーザー様に、ハイリーズの灯が絶えないよう気張っております。

故に、月ハイリーズドラムセットの製造限界は2台とさせて頂きます。
それ以上は、製造が時間的に、体力的に、無理です。
特注加工も、8加工までとさせて頂きます。
ご理解の程、お願い申し上げます。



・主製品在庫の限界


ハイリーズの売りである【NewCubeMic】の核である部品の
【モールドコイル】は、実は型の限界から生産終了となっております。
現在、ハイリーズ本社には、140個程度の在庫が残っており、
それを販売しきった時点で、現状の形の【NewCubeMic】は、
生産終了せざるを得ない現実がございます。
ちなみに、ハイリーズドラム8点セットをW加工で製造すれば、
1セット毎に、13個の在庫を消費しますので、10セット販売したら、
ほぼ現状の生産を終了する事になります。



・今後の展望


私は、自分の人生を削り、1996年に発案してより、この開発と
具現化に命を捧げて参りました。熱望された音楽愛好家達に対する
義理は果たしたと感じております。
現時点で、ハイリーズを受け入れなかった皆様に対して、
今後、この発明を営業する意志は既に、絶えつつあります。

新たな型を設計し、その核を包み込む全ての部品を新たに設計し、
ロットで製造を依頼して、更なるバージョンを製造するには、
現状の営業成績は、見合いません。


残りの在庫に対して、売り急ぐ意志はございませんので、

ハイリーズを理解した上で、是非欲しいという方

こちらの提示した価格にて販売させて頂きます。


今、私はこの発明の原点に立ち返る事に致しました。

原点とは【私が納得できる形のドラムを具現化したい】

故に、2022年元旦。私は誓願しました。

私が 元祖ハイリーズドラマーとして演奏家になろう

今後は、元祖ハイリーズドラマーとして、この発明の可能性を
自らが演奏家として愛用し、表現して参ります。


私の夢は、すでに叶いました。

それだけで、充分すぎるほど、充分なのです。

神様

すばらしいひらめきをありがとうございました!

叩首。


そう、自分で発明した製品を、自分で愛用する。
世界に普及させるという夢は、終焉を迎えました。

残り140個のNewCubeMicを販売しきったら、

ハイリーズは、打楽器をエレキ化する事業を終了致します。


※ 但し、今迄ハイリーズ製品を購入し、

愛用して下さるユーザー様に対するサポート

メンテナンスは継続させて頂きます。

どうか、その点は、ご心配なさらないで下さい

例え持ち出しになっても、皆様のご期待に
お応えさせて頂きたいと考えております。


株式会社ハイリーズ 代表取締役 友田真吾

ハイリーズの歴史

ハイリーズの歴史


ハイリーズは、友田真吾の取得した特許を母体とした、『打楽器をエレキ化するブランド』です。

その始まりは、プロドラマーとして20年間アコースティックドラムを母体とし、シンセドラムと電子ドラムを仕事で使い倒して、それらの長所と短所を演奏する側として認識した上で、ビクターエンタテインメントの通信カラオケ『孫悟空』のディレクターと転職し、MIDIデータ制作のディレクションを13年間で、約2万曲担当する事に由り、『音楽のアンサンブルの中に於ける打楽器サウンドのニーズ』を痛感した個人の体験から、『エレキギターの構造の打楽器が何故存在しないのか?』という疑問から、発明、特許取得、開発へと道を辿った結果に具現化された構造でした。

ギターも、ベースも、エレキがメインだった子供時代から青春時代。

Rhodesに表徴されるエレピが、フユージョン界で大ヒューチャーされた80年代に青春を過ごした友田は、エレキ楽器のニュアンスを極めて自然と感じ、人間の心が伝わる大切な演奏の数々に魅了されつつも、ドラムだけが、生で大音量な事を、当然のように感じて生きていました。

そして、プロドラマーとして、著名なアーティストのバックサポートを数多く重ねる内に、自分の音が大きい事から、自分のモニタースピーカーに返す音が大音量に為り、それがドラムのマイクにかぶり、ステージ上が音の渦になり、大切な音がお互いに聴き辛いというステージ上の日常茶飯事な諸問題に奔走するスタッフ達の苦労を当たり前と思い、『良い音を出す為に』大音量でドラムを叩き続けていました。

そして新し物好きな為、シモンズ、TAMAのテクスター、パールのシンセドラム、ROLANDのTD-7。TD-20。オクタパッド。SAMPLER。録音物を再生させるMIDIパッドを数多く仕事で使い、そのレイテンシーとニュアンスの誤変換に限界を感じていました。

やがてカラオケの仕事を始めて、音楽全体の一部であるドラムのサウンド創りを重ねていく内に、SC-88のスタンダードセットの音で、充分音楽のドラムサウンドが成り立つ事を実感し始めました。

ドラム単体の音が良い事が、音楽を良くするとは限らない。

ソロ単体で良い音は、豊かな音であり、多くの楽器と混じり合うアンサンブルの中では、逆にミュートされたり、スタカット気味なアタックが強調された音の方が、調和しやすい事を実感します。

そんなアンサンブルの中で『立つ音』

それならば、小口径の楽器をローチューニングして、エレキ化しても、充分使える音が出せる事に気が付き、更には、生音がシャランシャランしているエレキギターが、ピックアップを通して、アンプから出力すると、ギャジャーンギャジャーンするというエレキ化効果の野太さは、小口径な生音を大口径的に聞こえさせる良い収音法である事に気が付きます。

更に申せば、電磁誘導方式の収音法は、磁界の磁気変動を電気化する為、空気を経由せずに収音される。つまり『部屋鳴り』と言われる打楽器の鳴りを大きく左右させる環境による響きの変化を無視して、演奏自体を純粋に『素音』として収音できる事に気が付きました。

『これは良い事ずくめだ!!』

何故、打楽器だけエレキ化されずに、生、シンセ、MIDIの三種類しか存在しないのか?

この隙間を埋めてみたいと思い、俄に実験を始めたのが、1996年。

早速、手応えを感じ、試作と共に、特許申請をしたのが、1997年の夏。

元はと言えば、16インチのバスドラムを、1982年にカスタムオーダーでTAMAに造ってもらい、ステージ上で使って居たら、雑誌の取材が来て、PLAYERに特集記事で公開されてから、ヤマハのヒップギグが発売され、それ以来、各社が小口径バスドラをフットペダル接続部のリフター付きで発売を始めたが、私には、何のリターンもないという愚痴話から、中央大学法学部の同窓会で友人達が、

『友田。未だ発表していないアイディアで特許取れよ! 皆で応援するから』

というたわいのない話を真に受けて、このアイディアで特許を目指しました。

特許を取得すると、その法学部時代の友人が、自分が顧問をしている会社の社長に会わせてくれました。

私はその社長に、自分の特許の説明をすると、その社長が、偉く気に入ってくれて、その会社がスポンサーになってくれ、PCT出願へ道が広がり、更にサンプル制作と製品化への道がサポートされました。

この動画は、その製品化に向けてのデモンストレーションをスポンサーに訴える為の動画です。



このスポンサーから大量生産の話しが展開し、UFIPシンバルの大量注文を問い合わせた先に、プロドラマー時代、友田がTAMAのモニターだった時に担当していた島野一郎氏が、MAPEXの社長になっていて再会。『ドラマーの友田さんではないですか? 私、島野です』と返信が来た事から、一気に話が展開していきました。
ここから『どうせ造るならば、MAPEXブランドでエレキドラムを』という話しが盛り上がり、最初のスポンサーから台湾のKHS Music Instrument Inc.へ、権利譲渡という話になりました。

この時期に、日本特許。中国特許。台湾特許。アメリカ特許全てを取得。

そしてKHSとの共同開発で、エレキドラムの世界発売を目指して開発が2年間行われました。

その開発の結果、造られたMAPEXブランドサンプル機にてのデモンストレーション動画が、以下になります。



又、KHSとの共同開発の中で、最も忘れられない試作機が、『デフォルトボックス』でした。友田の特許による収音法は、電磁誘導方式であり、アナログのまま収音するので、そのままアナログ回路にて、周波数特性を音調整し、最適な音に変換するデフォルト値を設定し、更には各楽器のスイートスポットの高音域、低音域をノブで自由に増幅出来る音調整部。この試作を実現したのが『デフォルトボックス』でした。


このデフォルトボックスの試作は、100万円以上かかり、未だに製品化はできておりません。

結果的に台湾の開発者がギブアップした事で、2005年5月初旬に、KHSは開発生産の終了を宣言し、特許と開発サンプル全てが、友田個人に返還されました。




そして個人に返還されたサンプル機を自分なりに欠点の修復、改善。そして自分の理想であったコンパクト化を実現して、初代友田個人製サンプル機が完成しました。
特許を維持する為に、この製品を世に出す必要があります。
故に、八王子のイチョウホールの練習室を借りて、サンプル機を設置し、自分で演奏して録音撮影をして、2005年9月中旬に、デモ演奏をインターネット上に公開させて頂きました。



この動画をSNSを通じて公開させて頂くと、最初に『是れ何ですか?! 私、青山純です!』と、ハンドルネームから、突然、本名を名乗って、興味を露わにされたのが、青山純氏でした。
そこで、早速、スケジュールを調整し、試奏の公開許諾の契約書を作成し、捺印して頂いて試奏を撮影録音させて頂いたのが、2005年10月29日でした。



青山純氏の試奏を公開させて頂く事により、多くのドラマーに反響が行き渡る事となりました。
『是非とも製品化を!』という熱望が多く寄せられました。
しかしながら、我が家には、MAPEXとの共同開発で製造され、返還された試作品しかありませんでした。

これを自分で製造し、製品化しなければならない。

そこから、必要不可欠な部品の調達。小ロット可能なものを吟味して実際に取り寄せ、その部品を組み合わせて、収音機器を組み立てる為の部品をSHADEにて設計して、設計図を作成し、八王子市役所の職員のご縁で製造工場を紹介して頂き、部品の製造を依託し、組み立ても依頼して、初代CubeMicが誕生したのでした。

その打楽器専用エレキマイク(初代CubeMic)の自家製造する為の個人商店『MIRROR COOL PROJECT』を妻に代表になって頂き、設立したのが、2007年5月30日。

その初代CubeMicを搭載した『Pick Up Small Drum』を披露する為のライブを開催したのが、2008年4月6日でした。

下の動画は、そのライブの冒頭で、独演ソロショー&デモンストレーションを実演した記録です。



実は、このライブの2週間前に、青山純氏からオファーがあり、セッション第二弾が、 2008年3月23日に実現しておりました。 このライブで行った独演ソロショーのプログラムにも、挑戦して頂き、ツインドラムもさせて頂きました。 そのセッション記録のフルバージョンを公開させて頂きます。

 

2008年7月。
《Highleads》というブランド名を決定して、
本格的な販売準備に奔走します。

各ドラムメーカーに提携を申し入れた所、最終的に
パールドラム様が意欲的に提携企画を展開して下さいました。



上の動画↑は、ドラムマガジンフェスティバルにて流されたPVです。


上の動画↑は、実際に展示された光景を撮影したものです。

2009年1月の『第一回ドラムマガジンフェスティバル』にて、
ピックアップマイク"Highleads"搭載のBOXカホン、MINIスネア
が、パール製品として販売を開始致しました。

(この2製品は、2009年中に完売にて、既に生産終了済みです。)


このパール様との提携から、逆に『パール製品にHighleadsピックアップを取り付け加工した製品を販売しても良い』『必要な場合、パール製品に改造を加えても良い』という許諾を、パール様から申し合わせで得ました。

そして、2009年6月。
当Web Shopは、『MIRROR COOL PROJECT』が経営する
『MIRROR COOL SHOP』として開店します。 

その開店時に製品として販売した、最初のメイン8点セットが、
当時『コンパクトエレキドラムVMX』という名称でした。

現在、その『コンパクトエレキドラムVMX』の試作本体部に
最新の『NewCubeMic-W』を搭載して『世界に一台しかないセット』
『株式会社ハイリーズ設立11年目突入記念』として再掲載販売を開始したのが、

 『ハイリーズドラムVMX』になります。




最後に、2021年現在最新の音をご覧下さい。


896mk3 Hybrid経由で入力。パソコン内部でエフェクトをかけました。

新収音法の採用!

ハイリーズは、普通のスティックで叩いても大丈夫な、

新収音法の採用を開始致します。



 
菅沼孝三さんが『宇宙ドラム』に特注加工されました。




新収音法について解説した動画です。↓




新収音法の採用で、強打しても歪みノイズが無くなりました。

以前、強打すると歪んでたロートタムを新収音法に更新して

普通のスティックでも歪まない事を録音検証致しました。↓ 







尚、新収音法を全て採用した初のセットハイリーズドラムMBWにて、Digital Performerを用いて、録音をしてみました。



このように、極めて自然な響きを収音できます。
当然の事ながら『普通のスティックで叩く』という手法の先には、『ヘッドがすぐにへたって、交換を頻繁にしなければならない』という事態が発生します。
そんな皆様の為に、ここに
『ヘッドを交換した時の共振磁性パッドの貼り方』
をお伝えして、ヘッド交換後も、エレキ化を継続できる体制に致したく思っております。



先ずは、古くなったヘッドから、共振磁性体を取り出します。


円形シールを爪で剥がします。


カッターみたいな鋭利なものでヘッドと共振磁性体の隙間を広げ、共振磁性体が変形しないように、静かに丁寧に剥がして参ります。


剥がした所に着いていた接着剤のクズをこすって落とします。


ここからが、新しいヘッドへの貼り方になります。↓





このように、接着剤を少し付けて、ヘッドに共振磁性パッドを密着させて下さい。引き続き、エレキ化が実現できます。


透明なテープをオリジナルと等寸法に円形カットし、接着剤を押し広げて、上から共振磁性体をヘッドに合体させて下さい。

※ 共振磁性パッド(最後の円形テープ)は、DIY店にて販売している『透明の梱包用テープ』等を、
  等寸法に円形にカットして代用して下さい。Highleadsロゴは無くなりますが、効果は同等です。

※ 尚、Highleadsロゴが欲しい方向けに、
円形テープ作成用のPDFファイルを差し上げます。
ご自分で、パソコンのプリンターで透明シールに印刷し、円形にカットしてご使用下さいませ。

UltraLite-mk5販売開始!

UltraLite-mk5は音が良い!

新発売の最新オーディオインターフェイス
UltraLite-mk5』の音質が良い!
Appleシリコン搭載Macの飛躍的な処理速度の向上と、
UltraLite-mk5の飛躍的な音質向上は、
ハイリーズをここまで進化させて下さいました! 



又、UltraLite-mk5になってから、mk3シリーズでは当たり前だった『アナログアウトにも、DSPエフェクト処理音が出力される』という機能に変更があり、『入力された音をそのままダイレクトに出力する』という新たな機能になりました。


Highleads-W8を用いて最新のプリセットを作成しました。



mk3シリーズを越えた新たな音調整部の誕生です!

M1チップ搭載MacとUR44Cで

M1チップの処理能力でハイリーズ!!






先ずは、上の動画↑をクリック!!

アップルが自社製CPUとして『M1チップ』を発表して、その処理能力の速さが話題になった昨年末から、『ハイリーズのリアルタイムマルチエフェクトドラミングを、その処理速度でやってみたい!!』と、ずっと機会を探っておりました。
当然、M1搭載Macの中で、最も軽く、最も安く、でも性能はほぼ同じとなれば、選択肢は1つになり、MacBookAirを、メモリー16に増設して購入。


MOTUのオーディオインターフェイスにて、何時も通り試したかったのですが、誠に残念な結果として、M1チップMacにて、MOTU製オーディオインターフェイスを認識できませんでした。
結果的に、ネット上で調査して、DAWにて認識して、入出力できているという情報を得た事から、『UR44C』を購入。



入力数が6しかない為、このM1チップ処理能力テストの為に、

Highleads-BOOM6なる6点セットを組む。ハイリーズ小口径シリーズに対する細かい解説は、 ココ をクリック!

dspMixFx UR-CというUR44C内部のDSP処理デジタルミキサーを操作するソフトは、UR44CをMacBookAirにて、認識できず。。。。
残念ながら、今迄メインで使用していた2014年製MacBookPro最上位機種(旧OS)にて、認識した為、そちらにて、ミキサー設定を施し、『基軸音』を設定。
基軸音ができてしまえば、スタンドアロン状態で、パソコン接続なしで、ステレオアウト演奏ができる状態。


更に、その状態をUSB-Cケーブルで、M1チップMacBookAirに接続して、LiveとMainstageのオーディオ設定を開くと、ネットの情報通りにちゃんと認識して、内蔵DSPで設定済みのレイテンシーフリーな演奏音が、DAWに流し込まれる。



AuxTrackを6つ立ち上げ、残念ながら、ノイズがバスドラから微弱に聞こえる結果の為、ノイズゲートで断ち切り、3BandEQの不足分をEQで補正して、お化粧を施して、コンプなどで、持ち上げてリバーブで飾り付けて、Mainstageで3設定、Liveにて3設定を吟味しながら仕込んでいく。
やはりDAW毎の旨味が違う為、2つの3設定を重ねてみる。


両方の特性が、良くブレンドされて、なかなか面白い音が仕上がった。

処理能力について

2014年版の最上位機種であるMacBookProにおいては、Mainstageは、64でもノイズが生じ、バッファーサイズ128でないとライブでは使うのが怖い状態。

Liveもバッファーサイズ64でギリギリな感じが続いていた。

MOTUのオーディオインターフェイスの基軸音が良かったので、なるべくドライ音のダブり感を抑える設定が続いていた。

しかしながら、このM1チップで選択した上の2設定は、いずれも『最速設定』である。

これ以上低レイテンシーに設定出来ない設定。

とあるオーディオインターフェイスの内部モニターでは、

『低レイテンシーで遅れわずか3.5ms』と、数年前に謳っていたカタログがあった。

このLiveのバッファーサイズ32の下に、総入出力による遅れ8.27msと書いてある。

つまり、その半分であるバッファーサイズ16ならば、4.14msとなる。

数年前の低レイテンシーモニタリングの118%と、236%の遅れで、エフェクト音が出力できるという事は、かなり体感が難しい遅れと言える。

その状態で、CPU使用率が、以下の通り。

つまり、12点セットで、これくらいの設定を各チャンネルに施して、更にDAW2個を重ねてレイヤーで音造りをしても、M1チップ搭載のMacBookAirなら、ライブができる。

更に、これから時代が流れていき、MOTUが、M1チップに対応して、MOTUオーディオインターフェイスが認識できたら、余分なEQやノイズゲートも必要なくなる。

セットの点数も増やし、基軸音も良くなり、更にエフェクト処理を増やせるかもしれない。

このテスト結果に、ハイリーズのリアルタイムマルチエフェクトドラミングの未来の明るさが、輝かんばかりに見えるのだ!!


このテスト結果で見えるメリット

リアルタイムマルチエフェクトドラミングに必要な

MACの価格が10万円になり、数倍性能が良くなる。


アップル様!! ありがとうございます!!

M1チップ、最高です!!

Phonogenixライブ


2020年12月11日。吉祥寺シルバーエレファントにて、
Phonogenixのドラマーとして出演させて頂きました。



こんなセットを叩かせて頂きます。
Highleads-W8 のシンバルをライド Highleads-PCX12
クラッシュに Highleads-PCE10
更に、サイドライドで Highleads-PCA12
2枚重ねシンバルは、
メインハイハットの Highleads-HXL8 に加えて、
サイドハイハットに、PCA8インチとPCE8インチ。
12インチのエレキタムと、8インチサイドスネアも。


NewCubeMic-Wを装備したエレキドラム群を下から撮影。


NewCubeMic-HとNewCubeMic-Cにて、シンバル群を収音。


HighleadsバスドラムP13は、ダブルペダル仕様。


音調整部には、Highleads用896mk3 HYBRIDに8Pre増設で収音。


曲毎に、Live10にて各楽器毎にエフェクトをかけて、
曲調をサウンドコーディネートしてあります。


更には、MainstageのSpace Designerみたいな
Warp系エフェクトもレイヤーでかけたりしてあります。


自宅にて、このように朝晩リハーサルができるので、
細かい修正や、練習をして、本番に備えました。







こんなサウンドコーディネート設定をさせて頂きました。↓



こんな感じのライブでした。↓



エフェクトドラム解説

Highleads-W8のドラム群に、Highleads-HXL8,Highleads-PCX10,HighleadsPCX12のシンバル群を採用して、
エフェクト設定を各楽器に施し、一発録音をして、解説動画を作成してみました。


Live10のミキサー
左から、BD.SD.HT.MT1.MT2.LT1.LT2.HH.CR.RDと、トラックが並んでます。


バスドラムの設定
( BD = ) バスドラムには、付点8分音符のパンディレイがかかって左右に飛んでます。


スネアドラムの設定
( SD = ) スネアドラムには、ゲートリバーブをかけて、シャープなアタックを出してます。


ハイタムの設定
( HT = ) ハイタムには、8分音符のディレイが薄くかかってます。


ミッドタムの設定
( MT = ) ミッドタムは2トラック使用し、アウトドアなリバーブが付加されています。


ロータムの設定
( LT = ) ロータムも2トラック使用し、ブリリアントなリズミックディレイリバーブをかけました。

ハイハットの設定
( HH = ) ハイハットは、8分音符のパンディレイで左右に飛ばしました。


クラッシュシンバルの設定
( CR = ) クラッシュシンバルは、コンプで潰して、高音をシズルで清涼感を出しました。


ライドシンバルの設定
( RD = ) ライドシンバルは、付点8分音符のディレイとコンプで、パッド感を出しました。

録音に参加したCD発売!!

山口美央子さんが35年前に『月姫』を発売し、その発売記念ライブツアーで、サポートドラマーとして参加した私ですが、この度、その続編として『トキサカシマ』が、2018年12月23日に発売されました。


収録された4曲目、異国蝶々にHighleadsW8で参加しました。

実は、このアルバムが制作決定になった際、山口美央子さんから直に、私宛にオファーがやって参りました。

『友田君、私のアルバムでドラム叩いて頂けませんか?』

私は、この非常に光栄なオファーを快諾すると同時に

『今の私は、ハイリーズドラムしか演奏出来ません。自宅で録音出来るから、我が家で録音する形でも良いでしょうか?』

そして、ハイリーズ本社にて、アルバムの4曲目に収録された『異国蝶々』のレコーディングが挙行されました。

当日、プロデューサーの松武秀樹さんが、山口美央子さんと一緒に、弊社にやって参りました。

Digital Performerユーザー同士だった為、録音ファイルのやり取りもすんなり出来、スムーズに録音も終わりました。

最初に、弊社でHighleadsW8のスピーカー出力を聴いた時のお二人の驚いた顔を、撮影出来なかったのは、残念でした。

『凄い良い音ですね!』

プリセット1の『Standard』でした。

松武秀樹様『でも私の方で音を弄って行きたいので、なるべく音を弄る前の形で録音させて頂けますか?』

私は、最も生音に近い乍らも、なだらかに最適化してある

プリセット2の『Natural』で録音する事を推薦し、了承して頂きました。

本編にて求められたベーシックパターンを全て叩かせて頂き、いろいろとフィルインを重ねて、マルチエフェクトドラミングのデモなども、少々加えたテイクもやってみたりしました。

そして最後に、サビの部分の主人公がタトゥーになる部分に、シンバルにSE的な音をエフェクトで加えた音を提案し、録音にオーバーダビング。

そして録音が終了して、記念撮影させて頂きました。

左から、私、山口美央子さん、松武秀樹さん。

更には、HighleadsW8を真ん中にして、撮影しましょうと、

松武秀樹さんから提案を頂き、もう一枚。

ハイリーズは、販売以来、ずっと開発を続け、2018年、HighleadsW8を以て、完成を宣言しました。

その完成されたHighleadsW8が、プロのレコーディングで採用された実績の中に、このような素晴らしいアーティストから絶賛を頂いた事実は、ハイリーズの完成を裏付ける充分な事実ではないでしょうか?

この日の事実、そして実際にCDに収録された事実こそが、

ハイリーズの完成を証明していると、私は確信しております。

録音に使用されたHighleadsW8。壁には山口美央子さん直筆の譜面。

我が家に届いたCD

冊子の最後のページ内側のクレジットに

DRUM ON TRACK4:

SHINGO TOMODA (HIGHLEADS)

と記載されています。

松武秀樹さんが、私の叩いたドラムを、しっかり調理して下さり、とっても良い仕上がりです!

☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆ー☆

追加更新:私が参加した『異国蝶々』が、Youtubeにて公開されました。

Highleads-W8を、松武秀樹様が料理した音です。↓


HighleadsW8で大盛り上がり!

福生のノエルというライブハウスにて、
多くのミュージシャンが集まるセッションにて、
HighleadsW8のお披露目をさせて頂きました。
大盛り上がりの大好評でした!
やはり電子ドラムに違和感を感じて居られる方は、
非常に多く、このドラムは生そのものである事を、
皆様からの感想を頂き、深く実感させて頂きました。

『生ドラムじゃなかったんですか?!!』と、
最後の最後で、驚く方も居られました。(笑)

ページトップへ